
こんにちは、佐久田修です。
今年の夏は本当に暑かったですね。ぼくも暑いなか、仕事にスポーツに、仲間とのレジャーに、なんとか暑さと戦いながら過ごしておりました。やっと暑さもやわらぎ、ほっとしているところです。
さて、ぼくは解説放送といいまして目の不自由な方への副音声の仕事をさせていただいております。いま、NHKの「食彩浪漫」「課外授業 ようこそ先輩」そして大河ドラマ「風林火山」を担当しています。 副音声というのは、写っている画面の動きを伝えたり出演者や出ているテロップの説明などをします。大河ドラマで言うならば「武田の館」とか「晴信の居室」と放映場面を解説して「晴信の目に涙があふれている」「ゆう姫に微笑む勘助」といった説明をします。
解説放送なのであまり感情はいれずにたんたんと伝えていく、その中にシーンの緊張感や心の動き、人物の鼓動などをいれてゆくという奥の深い表現が必要になってきます。毎回画面とにらめっこして四苦八苦しながら録音していきます。

そんなぼくが先日、副音声をさせていただいている関係でちょっとだけ「風林火山」に出演させていただきました。 ぼくにとっては大河ドラマは「徳川家康」以来、二十五年ぶりの出演で、スタジオにはいりメーキャップ室や控え室が様変わりしているのに驚きました。 メーキャップをして衣装をつけ鎧をつけスタンバイOK、本番に向かう間は久し振りの緊張感を味わいました。 役者って不思議なものでスタンバイしている間、何となく戦国時代にタイムスリップしていくような、そんな気分になります。
シーンは武田軍の陣に川中島でのろしがあがったということを知らせに来る使者の役です。陣でみんながいるところに知らせを届けるという緊迫した場面で緊張しました。本番はなんとか一回でOKをいただき演出の清水さんや山本勘助役の内野さんにねぎらいの言葉をかけてもらったときはほっとしました。風林火山に武田軍の武士で参加できたうれしさでなんともいえない満足感を味わうことができました。
これからの副音声も気合をいれようと、そんな気持ちになりました。
「風林火山」をぜひ副音声で見ていただければ幸いです。
佐久田修
