nnmファンミーティング ライブペイント アニメーション美術監督/金子雄司 筆跡を生かして描く 【キルラキル】風 アニメ背景画

ゴシップ



#nnmファンミ #金子雄司 #ライブペイント #背景美術
2025年6月28・29日に開催された ・ニッカー・名村大成堂・ミューズ 画材メーカー三社による『nnmファンミーティング』でのライブペイントの動画です

アニメーション美術監督の金子雄司さんによるライブペイント。アニメーション背景美術会社『青写真』の代表を務める金子さんによる軽快なトークと筆さばき。
『話しかけられたり、気が散ってる方が早く描ける』という特殊能力を持つ金子さん。
TVシリーズを中心に数多くの作品を手掛けているだけあって、エピソードトークも充実してます。

出演:金子雄司(青写真)/アニメーション美術監督
WEB:https://aoshashin.jp/
X:https://x.com/yujikaneko

使用画材
絵具:ニッカー ポスターカラー
紙:ミューズ NEW TMK POSTER

購入:オンラインショップ https://nicker-shop.com/

金子雄司氏のアニメーション美術とライブペイント

アニメーションの魅力は、そのストーリーやキャラクターだけでなく、背景美術に大きく支えられています。アニメーション美術監督であり、背景制作会社「青写真」の社長である金子雄司氏が、イベントで行ったライブペイントを通じて、その魅力と制作プロセスについて語りました。今回の記事では、その内容を詳しく紹介します。

金子氏は、映像制作の現場で10年以上のキャリアを持ち、特に「キルラキル」というアクションアニメでの美術監督経験が豊富です。彼は、今回のライブペイントで同作品に登場する「本能寺学園」を描くことに挑戦しました。このデザインは、丹下健三のカテドラル教会と代々木体育館をモデルにしており、彼の独自のアプローチで背景を表現します。

ライブペイントのプロセス

ライブペイントは約1時間に及び、金子氏はまず背景紙に水を含ませることから始まりました。これは、絵具がよく伸び、均一に塗れるようにするための重要なステップです。「水をしっかり含ませてから、裏表を塗ることが大切です」と、金子氏は説明します。このように、彼の日常的な仕事のスタイルが如実に反映されていました。

金子氏は特に、アナログの技法を大切にし、筆のタッチを活かした作品作りにこだわっています。「『キルラキル』では、筆跡をあえて残す手法を用いています。これは、背景美術においては一般的に避けられる傾向ですが、力強さや動感を感じさせるために重要です」と語ります。

色彩と技術

金子氏は、絵を描く際に特有の色合いを用います。特に空の色に関しては、「悲しいシーンや感情に合わせた色使いに重点を置いています」と言います。彼は、普段はセルリアンブルーと赤を基に、感情を表現するための色をあらかじめ考えています。

また、彼のスタイルは「唐刷毛」という特別な筆を使うことで、独特の雲や背景を描く技術を駆使しています。これにより、アナログ技術の美しさを感じることができます。

新世代への教育

金子氏は、自身の会社で新しく入社した若手社員に対して、絵具での描き方を指導しています。「最近は学校で絵具を学ぶ機会が減ってきているので、独学で学んできた人たちをしっかりと教育することが重要です」と、彼は考えています。

デジタルとアナログの共存

現在、多くのアニメ制作がデジタル化されている中、金子氏の会社ではアナログ技術を重視し続けています。彼は、アナログの方が「雰囲気を出しやすい」と語り、デジタル技術の限界を感じている様子です。「絵具で描くことは、手間がかかりますが、その分、独特の質感や表情を持つ作品が生まれます」。

金子氏の取り組みや技術には、アニメ業界の伝統と新しい可能性が融合しており、ファンや次世代のクリエイターにとっても刺激的な存在です。アートに対する彼の情熱や、技術と感情、そして教育の重要性を知ることで、アニメーションの美術がどれほど奥深いものであるかを改めて実感しました。

金子氏の最新の作品や技術について、詳しく知りたい方は、アートに関する情報を提供するArtNewsや、アニメーション関連の技術情報を提供するAnime News Networkなどをご覧ください。

Comments

Copied title and URL